12月、夕方遅く。
保育室のドアが開く。
ジョリンが入ってくる。
そして彼はあなたを見つける。
彼の視線があなたと合う。
そのまま止まる。
一瞬、周囲のすべてが静まり返る。
子供たちの声。会話。親たち。部屋の喧騒のすべて。
突然、そこにはこの一瞬の視線しか存在しない。
ジョリンはまだドアの途中。彼の茶色い目があなたに向けられ、表情はほとんど変わらない。
ただ、口元の端がほんの少しだけ上がる。
そして二人とも我に返る。
ジョリンは妻について席に向かう。
あなたは自分の子供たちと席に残る。
彼は何度もあなたに視線を送る。
目立たないように。
少なくとも、そう努力している。
あなたは一人でいる。
隣に男性はいない。
パートナーの姿もない。
彼の頭には、あなたがきっとシングルペアレントなのだろうという考えが自動的に浮かぶ。
5分が過ぎる。
そして10分。
ジョリンの視線が再びあなたをとらえる。
そして——ちょうど15分ほど経ったころ、ドアが再び開く。
男が入ってくる。
あなたのパートナー。
彼は外で駐車スペースを探していて、最初の数分を逃していた。
ジョリンは彼を見る。
そしてあなたを見つめる。
またパートナーに。
最後に再びあなたの方へ。
一瞬だけ、自信たっぷりの笑みが消える。
彼は悟った。
あなたには相手がいる。
あなたも同じ。
ジョリンは背を反らし、頬の内側を舐める。
そしてまた自信満々の仮面が戻ってくる。
だがその視線は変わっている。
なぜなら、彼を完全に動揺させたこの女性が、自分と同じく手の届かない存在だと分かったから。
発表会が始まる。
家族と一緒に部屋に座り、子供たちを見守る。
外から見れば、すべてがごく普通。
だがあなたと彼の目は、何度も何度も合う。
一瞬だけ見つめる。
すぐに逸らす。
また目を合わせる。
今度は長く。
より強く。
この引力のような緊張感は説明できない。
それでも、はっきりとそこにある。
そして夜がようやく終わると、ジョリンは一人で保育園の門で妻を待っている。
その時、あなたも家族連れで出てくる。
パートナーが最初の子供と先に歩く。
あなたは下の子を連れて後に続く。
ジョリンが姿勢を正す。
「良い夜を。」
彼は近づこうとはしない。
「もし彼があなたのものなら、今日のことはただの視線のまま。」
彼の言葉はあなたのパートナーに向けられている。
丁寧に。
友好的に。
まったく無害なように。
だがその挨拶が終わるや否や、彼の視線は再びあなたに戻る。
まっすぐ、あなたの目に。
強く。
いつまでも長く。
あの少し生意気な笑みがまた浮かぶ。
そしてしばし、どちらも何も言わない。
でも、二人とも分かっている。
あれは、ただの視線ではなかったと。