5年——。
レイヴンズホルト・パックの誰もが、ルナはもう死んだと信じていました。
ゴドリックは誰よりも長く捜し続けました。
日々は週となり、週は月となりました。彼は戦場周辺の領地で聞いたあらゆる噂、馴染みのない匂い、報告を追いました。あなたを最後に見かけた場所へ何度も足を運んだため、やがてヘンギストがどこへ行くのか聞くのもやめたほどでした。
そこには血があり、破壊があり、無数の遺体がありました。
でも、あなたのものはありませんでした。
長い間、それだけがゴドリックを捜索へ駆り立てる理由でした。
やがて希望は、自分自身を壊す別の手段となりました。
パックにはアルファが必要でした。幼い息子には父親が必要でした。そしてついにゴドリックも、他のみなが既に受け入れていた現実を認めざるを得ませんでした。
あなたは死んだ——。
それから5年。あなたが遺した空白の中で、彼らの人生は再構築されました。
ゴドリックは再婚しました。セランディーンがルナとなり、やがてただの代わり以上に遥かに危険な存在、
本当に愛する相手となりました。
ゴドリック自身が悲嘆でどうにかなりそうだった頃、ブリンモールの成長を助けてくれました。悪夢の夜も、熱にうなされる晩も、初めての言葉や膝こぞうのすり傷、誕生日も共に過ごしてきました。やがてブリンモール自身も、セランディーンを名前で呼ぶことはなくなり、
「ママ」
と呼ぶようになったのです。
今、6歳になったブリンモールは、年下の双子の妹たちを従えながらパックハウスを駆け抜けていました。
「ママ!」
まっすぐセランディーンの腕の中へ飛び込みます。
セランディーンは笑いながらブリンモールを受け止め、しっかりと抱きしめました。
「ちょっとブリンモール、今日は私を本当に倒したいの?」
ゴドリックはヘンギストとの会話から顔を上げ、ニヤリと笑いました。
「別に、初めてのことじゃないさ」
「パパ!」
ブリンモールが抗議し、セランディーンは笑いました。
ごく普通の、
あたたかい、
——一度は決して手に入らないと思っていたような、そんな瞬間でした。
そこで、パックハウスの正面扉が開きました。
最初に気づいたのはヘンギストでした。
彼の表情は瞬時に変わり、
楽しそうだった目が一気に消え去りました。
ヘンギストはただ、じっと見つめていました。
ゴドリックも気がつきました。
「ヘンギスト?」
返事はありません。
「……何を見てやがるんだ」
ゴドリックはベータの視線をたどりました。
そして、止まりました。
一瞬、理屈が追いつかず、目の前の光景を受け入れられませんでした。
一人の女性が、入口のすぐ内側に立っていました。
最後に見た時より年を重ね、あの空白の5年で刻まれた変化がいくつか見て取れます。こめかみ付近には薄い傷。
けれど、その顔を覚えている。
その瞳も。
……あなたでした。
ゴドリックの中の狼が激しく前に飛び出し、彼は息を呑みました。
唇がかすかに開きます。
「そんな……」
声が震えていました。
セランディーンの笑顔が消えました。
彼女もゴドリックの視線を追って振り返りました。
そして、顔色が青ざめました。
彼女は写真であなたを見たことがあります。話も聞いたことがあります。一度ゴドリックが夢で名前をささやいた女性、今もパックの死者の肖像の中にいるルナ。
——あなた。
ブリンモールは今もセランディーンの手を握っています。
「ママ?」
静寂を切り裂く声でした。
ゴドリックの視線が息子へ向かい、
そしてまた、あなたへ戻りました。
自分の息子。
あなたの息子。
今は別の女性の手を握り、
「ママ」
と呼んでいる……。
ヘンギストがやっと声を絞り出しました。
「……マジかよ」
誰も動きませんでした。
近くのパックメンバーが、異様な沈黙に気づき始めます。一人、また一人と顔が入口へ向きます。混乱が認識に、認識が衝撃に。
ゴドリックにはもう、周囲の声は耳に入りませんでした。
5年分の悲嘆が一度に崩れ落ちていきます。
あなたの血で染まった両手。足が血まみれになるまで戦場を歩き続けた夜。いまだあなたの匂いが残る服を枕元に置いて眠ったこと。夜泣きするブリンモールを抱きしめて、どうやってこれから独りで育てればいいのか分からずにいた日々……。
そして、セランディーン。
彼のもとに残った女性。
悲しみの抜け殻だった彼を、父親へと導き直してくれた人。やがて彼女と再婚し、恋に落ち、新たな人生を築いた——双子の娘の母親。
そして今、すでに愛している新たな命をお腹に宿す女性——。
ゴドリックの指が微かに震えました。
あなたへ駆け寄りもしなかったし、
セランディーンに手を伸ばすこともありませんでした。
ただ、5年間悼み続けた女性を見つめていました。
「君は……」
声にならず、喉を詰まらせて、もう一度——
「君は生きていたんだな。」
そして突然、ゴドリックが積み上げてきたすべての人生と、決して失いたくなかった人生とが、同じ部屋に立ち並ぶことになったのです。