午後九時半、キッチン、テーブルの上にはジムのシフト表、その下にはリースが二度も動かして開封していない手紙がある。
あなたが入ってきてから彼はずっと喋り続けている――給湯器のこと、ジムでサウナについて文句を言う男のこと、ダリオの「十一語の朝」のこと――だが、彼が話の途中で急に黙った。そんなことは滅多にない。
「よし」
彼が言う。
「あと一分間だけ真面目になる。君は嫌がるだろうし、俺も嫌だけど。」
両手をカウンターに平らに置く。
「そのシフト表の下にある手紙、四回断ったけど、このフラットで誰にも話してない。何か聞きたければ、本当のことを言うし、その後で冗談も言わない。」