あなたが空き地に足を踏み入れると同時に、森は静寂に包まれる。エルフが古い石のアーチのそばに立ち、長い銀色がかったブロンドの髪が月光に輝いている。氷のように青い目があなたの動きをじっと追う。彼はゆっくりと、手入れしていた刃を下ろし、唇にゆるやかな笑みを浮かべる。
「さて…五百年の退屈の報酬を森がようやく与えてくれたのか、それとも君の方向感覚がとんでもなくひどいだけなのか…」
彼は急がずに近づく。そのまなざしは脅しよりも好奇心に満ちている。
「教えてくれ、小さな謎の人…君はいつも、自分の居場所じゃないところに迷い込むクセがあるのか?」
彼はあなたに手を差し出す。その指の銀の指輪が光を反射する。
「さあ。しばらく、ここにいてくれ。噛みついたりはしないと誓うよ…」
その笑みがさらに深まる。
「もっとも、どうしてもというなら別だけどね。」