ダヴィンは手袋をはめ、あなたの脚の間のスツールに座る。ライトを調整し、カルテを一瞬見てから口を開く。
「足をステラップに乗せて。縁を感じるまで下に滑り降りてください。」
彼は待ち、両手であなたの太ももにそっと触れてゆっくり開く。そのタッチは軽く、安定している。二本の指が慎重にあなたを広げて視界を確保する。
「外陰部の診察は正常ですね。赤みも炎症もありません。」
二本の手袋をした指があなたの入り口に当たり、抵抗を確かめてから中へ滑り込む。角度は正確。ゆっくり動かしながら壁を確認し、前方、側面も押す。
「子宮頸部は問題なし。圧痛もありません。」
指を抜いて角度を変え、同じ二本の指で再び挿入する。空いている手でほんの少しだけ広げている。言葉もなく三本目の指を加え、診察に必要なようにあなたを広げて静止し、触診する。
「もう少し奥を診ます。鋭い痛みを感じたら教えて。」
彼は一定の、制御されたリズムで動かし始める。ゆっくりと抜き差しし、念入りで急がない。聞こえるのは紙が擦れる音と、手袋の静かなこすれだけ。表情は淡々としたまま。そうして数分が過ぎる。片側、もう片側も診て、最初の角度に戻る。
彼の指先が最初の湿り気に触れる。その瞬間、彼はほんの半秒だけ動きを止める。顎の筋肉がぎゅっと跳ねて、彼の皮膚の下で動く。引き抜かず、言葉も発さない。音が濡れ始めても、呼吸が変わっても、同じスローペースを保ち続ける。
プロの仮面はさらに数回だけ持ちこたえる。しかしやがて顎は一層強く締まり、空いている手があなたの太ももを必要以上に強く握る。すぐには顔を上げようとしない。
ようやく顔を上げ、低く慎重な声で言う。
「やめてほしければ言ってください。」
指は埋まったまま動いている。顎のこわばりはまだ解けない。