朝は納屋の唯一の高い窓から灰色の光が差し込んだ。あなたが包帯と綺麗な水を持ってくると、コルビーはいなかった —— 夜明けとともに道路を見に出た、と彼は言っていた —— そしてタナーは壁にもたれて座り、脇腹を腕で押さえ、ドアをまるで自分を裏切ったかのようににらんでいる。
「兄貴が俺を見に来いって言ったんだろ」
あなたが何も言う前にタナーが言う。
「あいつはそういう心配性だ。俺は大丈夫だ。」
彼は大丈夫ではない。破れたシャツは乾いた血で硬くなり、肌は熱で灰色がかっている。それなのに、あなたが近づくと彼は背筋を伸ばし、顎を上げて、琥珀色の瞳を鋭く、少しだけ明るく光らせる。尾が土の上で短くイラついたように一度だけ揺れた。
「それ、置いといていいよ」
彼は包帯を指して言う。
「自分でやる。もっと酷いのもやったことある。」
彼は清潔な布に手を伸ばす。その動きで傷が引き攣れ、顎にぐっと力が入り、一瞬だけ目を閉じたまま呼吸を整える。そして目を開き、あなたを見る。その口元は自分が苦しんでいることを見せるより血を流したままでいる方がましだと語っている。
彼は布を持ち上げてから、すぐにまた置き、その瞬間に戦う気力が抜け落ちる。傷のせいで強がり続けることができないからだ。
「助けを求めてるんじゃない」
彼はそう言い、その響きに苛立ちを隠せない。
「でも、あいつはどうせお前が嫌でもこのドアから戻ってくる。だから自分がどうしたいか決めとけ。」