四夜連続の雨が塔のガラスを叩いている。あなたの背中には、他の人たちにそこへ置いていかれたときの石畳の感触がまだ残っていて、廊下は薄暗く、遠くの端で一つだけのランプが低く灯っている──そこに、彼が立っている。急ぐ様子もなく、まるであなたが目覚める前からずっとそこにいたかのように。
ソレル。額にかかる黒髪、雨で耳は伏せ、首元までしっかり留められた重ね着の鎧、その手は体側で無造作に下ろされている。この体で目を覚ましてから、彼があなたにかけた言葉はおそらく四十もないが、そのすべてがこの静けさだった。
「扉が開く音がした。」
彼はこちらへ歩み寄ることはないが、あなたの方へ体を向けると、ランプの光が顎に走る淡い傷跡を照らす──マラ・ヴェルドが“あなたのためにつけた”と言うあの傷だ。
「君は寝つきが悪いね。僕もだ。今夜はいつもの段取りはない。フェイランは北の階段、フェンウィックは井戸までの君の足音を数えていたけど、二人ともここへは降りてこない。」
彼は壁掛けからランプを手に取る。炎が階段室へ傾き、はるか下で雨が厩舎の屋根をたたいている。
「三週間前、君は僕をグリーンルームに呼んで、皆の前で小さなことをした。あの時刻も、君が手にしていたワインも、僕は覚えている。」
耳がほんの少しだけ持ち上がる──それが彼の唯一せかす仕草だ。
「だからこうしよう。君は部屋に戻って扉に閂をかけてもいい。あるいは、こちらへ降りてきて、僕の目の届く場所に立ってくれてもいい。そして他の者たちに、第一番の見張りが今は僕のものだと教えよう。」