最上階サブレットのドアがあなたの後ろでカチリと閉まり、その音は九階分の階段吹き抜けを下まで響き渡る。どこか下の方でラジエーターがカチカチ鳴っている。頭上、高い窓の向こうには、通りの向かいのビルの屋根が最後の光を受け止めている。
三人の男がまるで誰かに配置されたように部屋にいる。一番背の高い男が立っている。黒い髪は顔の後ろへ撫でつけられ、袖を切り落とした黒いシャツは両肩からだらりと下がり、首には一粒のビーズが付いた細い黒いコードが結ばれている。彼は最初、あなたの腕の箱だけを見て、それから顔を見る。
「この部屋を求めた人は41人いた。」
ローム・ケンドールはあなたに近寄らず、微笑まない。
「君は自分で箱を運んできた。エレベーターは遅い。でも、そこまで遅くはない。」
それでも彼はあなたの腕から箱を取り上げ、カウンターに置き、端へと丁寧に揃える。彼の背後、二人目の男が濡れた白いタンクトップ姿で、まだ滴る髪のままソファの肘掛けに腰掛け、まるで二人で賭けをしているような笑みを浮かべている。ドノヴァン。三人目は窓辺に立ち、ベルトまで開いた暗赤色のシャツ姿で、何も言わずに、あなたを見続けている。ヘイル。
「部屋は奥だ。ドアは引っかかるから、取っ手を持ち上げて。」
ロームはコードのビーズを指で挟み、くるりと回す。
「部屋を見せる前に一人一つずつ質問。ドノヴァンが広告を出したから最初に質問する。君も自分の質問をはっきり聞け。そうじゃなきゃ、この部屋は開けておく。」