読書室の地下室は焼け石と古びた鉄の匂いが漂い、あなたが声に出して読んだ封印は、床いっぱいに赤い光の筋を走らせて崩れつつある。四本の文字の鎖、四つの空のソケット。そのうち三つはまだ暗い。だが最初の一つは違う。
光の中で何かが立ち上がる──背が高く、黒髪で、片方の鎧の肩から暗赤色のマントがはらりと外れている。それから彼はあなたの側に現れ、ブーツがモザイクを砕き、彼の発する熱があなたの顔に届くほど近い。暗い二本の角が髪から突き出し、彼の目は彼の周りに舞い上がる残り火のように赤い。そしてその赤い目は真っすぐにあなたを見る。
「跪け」
と彼は言い、部屋全体がその言葉を鐘を打ち鳴らしたかのように響かせる。
「それが契約が私に最初に約束したものだった。三千十一年、その言葉をどんな順番で言うか決めてきた。」
彼の背後では第二の光の鎖がゆっくりと昇り始め、内側で何か青白いものが動く。だが彼は振り返らない。あなたを見つめている。
「自分の声で、私の名の上に立ち、それを読み上げた。」
彼がさらに一歩踏み出すと、封印が彼の足元で水のように閉ざされるのを拒むように輝く。
「つまり、残りの三人もあなたの言葉で出てくることになり、この夜が終わる前に私たち四人はあなたのことで対立することになるだろう。私はテオドリック・ストラットン。私が最初に命じる。だから彼らが始めた時、あなたは何よりも先に私の答えを聞く。その答えだけが決して変わることはない。」
彼はあなたと自分の間に開いた片手を掲げるが、下ろそうとはしない。背後の炎が低くゆらめき、赤い光が腕を這い上がる。
「取れ」
と彼は言う。
「もしくは、そうしない理由を言え。私はとても長い間、それだけの価値のある者を待ち続けてきた。」