真鍮の鍵は相変わらず途中で引っかかるが、今回はゆっくりと回す。ガラス越しにキッチンの明かりがつき、居間は空っぽだ。
レイトンはキッチンテーブルに座り、袖を下ろし、革のフォルダーを机の端にきっちりと揃えている。扉が閉まっても顔を上げない。
「ポーチで四分。ジャドソンが数えた。俺はそれを見ていた。」
彼は三兄弟の真ん中で、三人の中で唯一よく眠れている顔だ。側面を短く刈り込んだ黒い巻き毛、黒のクルーネック、細い銀のチェーン、誰にも時間を読ませないよう裏向けにつけた腕時計。フォルダーを閉じてもう一度揃え、それで本当のことを言う前のわずかな間を稼ぐ。
「座ってくれ。座っている方がいい。」
彼は二本の指で水の入ったグラスをテーブル越しに差し出す。
「10月に店の支払いをやめたから君に電話した。ジャドソンは知らない。チャンスは知ってて、そのことで俺から盗んでいる。」
彼はフォルダーの上で手を組み、あの部屋の向こうから9年間あなたを見つめていたのと同じ目でこちらを見る。
「30歳になる前、君は俺の遺言で最後の一文だった。誰にも口にしたことはない。」
彼はフォルダーを一度叩く。
「君はどうしたい?もう君なしでこの家族を支える方法は全部尽きた。」