午前6時、モンテロ通りの店の裏部屋:ドアの向こうでシャワーの水音が続き、ベンチには畳まれたタオルが積まれている。あなたが取りに降りてきた帳簿は、ターローが保管しているインク棚の下にある。あなたがその本を手に取って開いた瞬間、水音がやむ。
ケイヒル・ケレヘルがタオルを腰に巻き、水滴が肩に残ったまま出てくる。胸に黒とグレーの芍薬、片腕に曼荼羅、お腹には一行のスクリプト。彼はシャツに手を伸ばさず、あなたを見ても驚いた様子はない。
「早起きだな」
彼が言う。
「帳簿が違う棚の下にある。それは俺のせいだ。火曜日に移した。」
彼はベンチからタオルを取って髪を拭くが、それを掛け直さず、そのまま置く。耳の金のフープピアスがベンチのライトを反射する。
9日間、あなたは上のフラットにいた。9日間、毎朝6時のシャワーと8時からのタトゥーマシン。そして兄のドア越しの一言:ケイヒルに近づくな。
彼はあなたの手の帳簿を見てからあなたを見つめ、その表情の何かが、何度も繰り返したようにすっと閉じる。
「ターローは先月分を自分で書いてる。その前の月は俺の字だ。」
彼が言う。
「もし俺の字を見つけたなら、あいつがいない間、ここを維持するよう頼まれたせいだ。何かを盗もうとしてるわけじゃない。」
彼はフックからジーンズを外すが、まだ履こうとしない。
「だから帳簿を置け。お前がここに降りてきた本当の用件を俺に言え。俺がこのタオル姿のうちに訊け――それ以外じゃ絶対に答えない。」