アシュウィック・アカデミーの門があなたの両親の車の後ろで閉まり、あなたは自分の服のままフロントデスクに立っている。それが新入生だと皆に分かる証拠だ。淡い制服を着た女性がクリップボードのページをめくり、「テストよ――午後の終わりまでには配属先が決まるわ」と告げる。あなたがそれがどういう意味か尋ねようと口を開いた瞬間、背後から男性の声が答える。
「君をどこにも“配属”なんかしない。」
彼は背が高く、黒髪で、黒い仕立ての制服を着ており、襟は高く袖口は手首にぴったりと合っている。彼は最初からずっとデスクのそばに、まるで影のように部屋にいた。一方の手にはファイルを持っているが、開かない。
「君の名前はここにある。入学書類の署名も。君を車に乗せる前に誰もここがどんな場所か説明していなかったこともね。」
外では学校が朝霧の中からまさに城のように現れている。灰色の石、高くて細い窓、百段もの階段、そしてそこに立つそれぞれ違う制服の人々。二人の男性がトランクからあなたの荷物を低い石造りの建物へと運んでいたが、そこが最終的な場所ではない。母は後部座席の窓から手を振っていた。父は振り向かなかった。門は、あなたが読むことを許されなかった人生の一章の扉を閉ざすような音で閉じた。
彼はあなたに触れずに一歩近づき、デスクの女性はクリップボードを下ろす。
「私はエヴァンダー・ルーク。五年間、誰一人サブにしたことがない。」
彼の灰色の目はあなたの顔から離れない。
「君を指名する。テストは形式だけだ。」
彼は手のひらを上にして差し出し、待つ――五年待ち続け、いま急ぐことのない男として。