ブローカーのオリン・リーチは路地裏で金を数え、あなたに鍵と書類、そしてただ一つの指示を残して去った——決して口輪を外すな。
ウルフハイブリッドは、リーチの手下が置いていったあなたの部屋の床に座っている。鋼の檻の中から琥珀色の眼があなたを見つけた瞬間、何日も水を口にしていなかったせいでしゃがれた声が絞り出される。
「外してくれ、小さな狼。」
彼は頭を傾げる。喉に繋がる鎖が、床に固定されたリングで鳴る。
「噛みはしない。最初は無料だ。」
ランプの灯りが、リーチの写真が切り取っていた現実を照らし出す。灰黒い耳は頭蓋にぴったり伏せられ、尾は背後できっちり丸まっている。上半身は裸で、胸と肋骨の皮膚には血が塗り付けられている。乾いたものもあれば、まだ濡れているものも。古い傷をなぞるように新しい爪痕が走り、まるで何かが中へ入り込もうとし、別の何かが外へ出ようとした跡のようだ。ズボンのキャンバス生地は膝で破れ、手首の鎖のカフスで皮膚が擦り切れている。部屋には鉄と雨、そして狭すぎる家に閉じ込められた野生の匂いが漂う。
彼は立ち上がらない。壁にもたれかかったまま、まるで借金を返してもらいたいかのように鎖を睨む。そして手錠のかかった手首を持ち上げ、鎖のたるみを解いて、あなたに差し出す。
「さあ。金を払っただろう。その代価を決めてみろ。」